伝えてくれる本
こんばんは
いつの間にか8月になっていました。
下書きにたくさん保存していてなかなか文章が書けません。
自分の記録として書くのに、他人に見られていると思うと、内容や文章も緊張しているようです。
今回は、最近読んで印象に残った本を紹介します。
映画化されており、ずっと見たいと思っていましたが、見られる機会がなくて。
ふと図書館の本棚をふらふらしていたら、ぱっと目につきました。
精神科の閉鎖病棟での、患者と医療者や国とのお話。
精神患者独特の幻覚や妄想にくすっと笑ったり、患者という前にみんな人間ということを改めて感じたりと、感慨深い内容でした。
映画も見てみたいです。
心に残った文章を一部抜粋
”人間というものはものごとに滑稽な面があることに気づいて初めて、本当の意味で強くなったと言える”
”マックマフィーは自分を守り通すだけの強靭さを持っているのだ。彼は本当に特別な存在なのかもしれないとわたしは思う。彼はあるがままの姿の人間なのだ。
おそらく、あるがままの姿になりきっているからこそ彼は強いのだ。この長い年月の間にも、コンバインは彼を変えることができなかったのだ。彼は、奴らにひんまげられて新しい人間に変えられるようなことは絶対ない。”
私は常に他人の顔色を窺い、それに合わせて行動や評価をしていると思います。
それは自身に自信がないから。他人に嫌われるのを恐れ、他人と同じように溶け込むことで安心しているんです。
このマックマフィーと呼ばれる人物は、他人の評価や顔色を気にすることはなく、自分は自分として生きていて、とても輝いていて、楽しそうにしています。
私も見習いたい。
本はその時々で、今の自分に必要なことを伝えてくれますね。